先天性障害の赤ちゃんを生まないためには

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障害のある赤ちゃんを産みたくない-その予防方法とは?

障害のある赤ちゃんを産まないために、出産前から気をつけるべき予防法を紹介しています。代表的な乳幼児障害、先天性障害を知り、健康的な赤ちゃんを生みましょう!

どうすれば障害を抱えた赤ちゃんを産まずに済むのか

金銭的な問題、共働き、不妊により、高齢出産が増えています。また、出産適齢期に子供を生んでも、排気ガスや放射能、有機野菜、社会的ストレスなどの問題が心配ですよね。


それでも、親としては「健康に育ってくれれば、それだけで良い」と願うものです。しかし、残酷にも生まれてきた赤ちゃんが障害を抱えているケース・・・最近では非常に増えているのです。



赤ちゃんや幼児の障害には、以下、7種類が挙げられます。

①自閉症障害:コミュニケーション能力が欠如する
②レット症候群:進行性のある神経疾患を患う
③注意欠陥多動性障害:衝動を抑えられず突発的に行動する
④小児崩壊性障害:運動機能や排泄機能が急に成長しなくなる
⑤アスペルガー症候群:興味のあることしかやらない、極度の物忘れ
⑥学習障害:読み書き、話す、計算、推測能力のどれかが欠如する
⑦先天性障害:生まれてきた時点で何かしらの障害を抱えている


見聞きしたことのある症状もあったかと思います。①~⑥につきましては、基本的に成長と共に現れる障害のため、親と子の接し方に原因があります。


例えば、大人の病気だと思われがちな睡眠時無呼吸症候群ですが、赤ちゃんも発症します。筋肉がなく、太りがちなため、寝ている時に呼吸ができなくなるからです。赤ちゃんが睡眠時無呼吸症候群になると、十分に睡眠がとれなくなるので、①~⑥を併発する可能性が高くなります。


また、親子の会話が少ないほど、①自閉症障害⑤アスペルガー症候群⑥学習障害になりやすいと言えます。親が子供にとっての最初の話し相手ですからね。


たらし、ここで1番問題となることが、⑦先天性障害です。①~⑥とは異なり、生まれてきた時点で赤ちゃんは障害を抱えているためです。


赤ちゃんの先天性障害とは?

日本で生まれてくる赤ちゃんに多い先天性障害は、主に以下3種類です。

・染色体疾患ダウン症候群
・フェルニケトン尿症
・先天性風疹症候群


染色体疾患ダウン症候群について

その知名度から、親が1番恐れる先天性障害です。女性の出産年齢に応じて、発症リスクも高くなります。妊婦が20歳だと約1/2000、30歳だと約1/1000、40歳になると1/100にまで跳ね上がります。出生児全体では、約1/800と言われており、通称「ダウン症」と呼びます。


染色体異常が原因であり、ダウン症の赤ちゃんは「ほとんど泣かない」「頭の一部の扁平」「筋肉の緊張低下」「手足が短い」といった特徴を持っています。また、ダウン症ならではの特徴的な顔になるため、出産後すぐにダウン症かどうか分かります。


赤ちゃんによっては、乳児期(生後1年)を迎えてから顔が変わることもあり、出産後すぐに安心はできません。


フェルニケトン尿症について

私たちの体内では、食事を摂ると酵素の働きにより、必須アミノ酸「フェニルアラニン」が「チロシン」という成分に変換されます。しかし、フェルニケトン尿症の場合、酵素の働きが生まれつき弱いために「フェニルアラニン」が蓄積していきます。


その結果、精神発達障害や脳異常障害などが起こります。酵素の働きが弱いことで、自然と「チロシン」の量が少なくなり、皮膚の色が薄くなったりもします。


発症率は、約1/8万です。出産後にスクリーニング検査を受けますので、生後・数日中には結果が分かります。仮にフェルニケトン尿症だった場合、食事制限や食事療法を一生続けていく必要があります。ただし、酵素機能の障害となりますので、赤ちゃんが女の子であれば将来的な出産は可能です。


先天性風疹症候群について

(妊娠初期の妊婦)免疫がないことで風疹を患い、胎児まで風疹ウィルスに感染してしまうことで起こる症状です。風疹は春頃に流行する病気のため、冬頃に生まれてくる赤ちゃんの罹患割合が高くなります。約

先天性風疹症候群の赤ちゃんは、「心室中隔欠損」「高度難聴」「白内障」「糖尿病」「発育異常」「小眼球」「肝臓肥大」であるケースが多いです。発症率は、約1/500~1000と言われています。


今のところ治療法は存在していません。また、先天性風疹症候群により、どの症状が現れるかは赤ちゃんによって異なります。現時点では、根本治療が行えませんので、生涯罹患した病気と付き合っていかなくてはいけない厄介な症状です。



その他の先天性障害について

代表的な3つをご紹介しましたが、その他にも出産前に留意しておくべき先天性障害があります。それは、奇形です。


無脳症や二分脊椎症、口唇裂、小眼症、多指症などが挙げられます。特に、指が6本といった「多指症」は症例数もかなり多く、約1/300と言われています。あの豊臣秀吉も多指症だったとの記述があるくらいです。


このように先天性障害では、赤ちゃんの体の一部に根治が難しい症状が現れます。神様のいたずらとしか言えない障害ですが、これらを未然に防ぐ方法はあるのでしょうか?


厚生労働省が注意を呼び掛ける「葉酸」を摂取しよう

2000年頃から、国が妊活中の夫婦に向けて発表していることがあります。それは、「葉酸と呼ばれる栄養素が不足していると、先天性障害を持った赤ちゃんが生まれやすくなるので、必要に応じてサプリメントから摂取してください」といった声明です。


以下、参考までに関連記事を載せておきます。


妊婦の葉酸不足でリスクが高まる先天性の障害について、2000年に厚生省(現厚生労働省)が都道府県などに通知で摂取を推奨して以降も発症率が改善していない。日本先天異常学会はサプリメント(栄養補助食品)での葉酸摂取を呼びかける声明をまとめ、関係学会に周知への協力を求めている。

葉酸はビタミンBの1種で緑黄色野菜や果物などに含まれる。妊娠初期に不足すると胎児の脳や脊髄(せきずい)の発育に影響し、運動機能や知覚がまひする二分脊椎症などになる恐れがある。

食事からの摂取では十分ではない場合があり、00年の厚生省通知は「葉酸の摂取で全てを防げるわけではない」とした上で、妊娠の1カ月前から妊娠3カ月までバランスの取れた食事に加え、サプリメントで1日0.4ミリグラムの葉酸を取ることを推奨した。しかし、同年以降、発症率は出産1万人当たり5~6人で推移している。年間500~600人が発症している計算になる。

熱田リハビリテーション病院(名古屋市)の近藤厚生副院長らの調査では、01~12年に出産した女性で葉酸サプリメントを取っていたのは23%。二分脊椎の子を出産した女性では10%と低かった。

近藤副院長は「海外では小麦粉などの穀類に葉酸を添加する国が約80あり、二分脊椎などの障害が3~5割減ったという報告も出ている」と指摘する。先天異常学会の大谷浩理事長は「葉酸の重要性が広く認識されていない。学校教育で妊娠中の栄養摂取の大切さが伝えられるようにするべきだ」と話す。

参考:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170711-00000067-mai-soci



たしかに、あまり知られていない栄養素ですよね。数多くの食材に含まれているビタミン・ミネラルですら、現代人は1日必要摂取量を遥かに下回っているそうなので。それが馴染みのない葉酸だったら、欠乏している女性も多いはずです。


「生まれてくる赤ちゃんの2~3%が先天性障害を抱えている」とのことで、数値だけ見れば低いようにも思えます。しかし、2016年の出生数は約100万人であり、その内の2万人~3万人の赤ちゃんが障害児なのです。


赤ちゃんの先天性障害によっては、親が一生、子供の面倒を見る必要が出てきます。親としても心苦しいですし、赤ちゃん本人も辛い人生を歩まなくてはいけません。こうした問題を出産前から予防するためにも、葉酸サプリメントを摂取してみてはどうでしょうか?


葉酸サプリメントの選び方について

葉酸サプリメントを購入する時は、次の3点に気をつけてください。


①厚生労働省が推奨しているのは「モノグルタミン酸型」であり、「ポリグルタミン酸型」の葉酸サプリメントではありません。販売ページや商品パッケージを見る時には、必ずモノグルタミン酸型の葉酸サプリメントかどうかを確認してください。

②妊娠前~妊娠中の女性が飲むサプリメントです。体が敏感になりやすい時期ですので、必ず無添加の商品を選びましょう。添加物が含まれているとアレルギー反応が起こり、胎児に悪影響が及ぶ可能性があります。

③妊娠すると偏食になったり、吐き気が原因で思うようにご飯が食べられなくなります。そこで、不足しがちな栄養素も一緒に含んでいる商品だとより安心です。妊婦さんのために作られた商品なら、葉酸の他に「アミノ酸」「乳酸菌」「ビタミン」「ミネラル」「鉄分」「カルシウム」などを含んでいることが多いです。特に「鉄分」「カルシウム」は不足しがちなので要チェックです。







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